禁煙の成功体験について

こんにちは。

サンセットです。今日は、禁煙について書こうと思います。実は、私は若い頃は煙草をかなり吸っていました。禁煙する前は、一日に2~3箱くらい吸っていました。

タバコを吸い始めましたのは、大学生の頃に、飲み会や喫茶店などで、ふざけて本当に吸ったりしていたのがきっかけです。

ある晩に、無性にタバコを吸いたくなってしまいまして、喫煙者になってしまいました。

煙草を吸い始めますと、離脱症状がきつかったです。ニコチン切れというやつです。

この離脱症状を我慢出来ずに、きっちり定期的に煙草を吸っていました。

他の事はこれほど長続きしませんし、きっちりやらないのに、煙草はまじめに吸い続けていました。

学生の頃に煙草は、事実上吸い放題でしたので、ニコチン中毒になりかけていたのだと思います。

社会人になりましてから、デスクにずっと座り続ける事がきつかったです。原因は、煙草の離脱症状でした。

何度も煙草を止めたくなりましたが、一人の力では離脱症状を克服出来なかったです。

本当に途方に暮れる日々が続いたこともあります。

風邪などを引いた時が一番つらかったです。

特に咳が出る風邪の時は、煙草も我慢できず、ひどく咳き込みながら煙草を吸っていました。

精神が軟弱かもしれませんが、それほど耐えられなかったです。

例えば、仕事で客先に行って、朝から夕方まで煙草が吸えなかった時もありました。

こういう日は不思議と我慢出来まして、離脱症状もありませんでした。

せっかくほぼ一日禁煙出来たのに、帰宅途中にまた吸ってしまうという情けないスパイラルでした。

そんな状態でしたので、思い立ってから本気で煙草を止める決心がつくのにそんなに時間はかかりませんでした。

自分一人の意志でどうにもならないならば、お医者様の力を借りようと閃きまして、近所の禁煙外来に行きました。

辿り着きましたお医者様は、大変立派な方でして、すぐに薬を処方して頂けました。

この薬は、ニコチンを補給するものでは無かったです。良く似ている物質とニコチンを置き換えるという療法でした。

今から十数年前の事です。お薬の名前はもう忘れてしまいました。

実を言いますと、薬を飲み始めてからしばらくは、煙草も吸っていました。

本当ならば、きっぱり禁煙するべきですが、意志が弱く、離脱症状に勝てませんでした。

しかし、明らかに煙草を吸う本数は激減しました。

そうして約10日から2週間が経過した頃ですが、本当に煙草を吸わなくても平気になりました。

煙草を何時間も吸わなくても何ともなくなりました。

内心はこの状態が煙草を止める最大のチャンスと思いまして、この後から1本も吸っていません。副流煙も居酒屋も出来るだけ避けてきました。

実は、薬を飲み始めても煙草を吸っている事がお医者さんにバレていました。

呼気を検査すれば、容易に分かります。現代医学ってすごいんですよ。本当に。

という事で、1回ほど叱られてしまいました。本当に情けない状態でした。

ですが、この出来事を教訓としまして、10数年以上煙草は吸っていません。

なぜ禁煙できたかと言いますと、離脱症状が本当につらくて本当に嫌気がさしていました。あと、意志が弱すぎて15年以上の喫煙歴の中で、一日も禁煙できなかった自分の意志の弱さを自覚しているためです。

煙から解放されるためには、禁煙しか無いんじゃないかと思います。

禁煙しましてから、食べ物がおいしいです。10キロ以上太りました。

飲み物もおいしいです。めちゃくちゃ味の濃いラーメンも食べなくなりました。

花粉症も良くなりました。

喫煙していました頃は、花粉症の時期が本当につらかったです。自分でも、馬鹿だと思っていました。

他には、たばこの吸い過ぎで鼻が詰まりまして、においが分からない状態でした。

ですので、おいしいご飯の香りも分からなくなっていました。

あと、タバコの吸い過ぎで煙草を持つ指が煙臭かったです。

ご飯を食べる時などに、けっこうこの臭いが来ます。

愛煙家の方に禁煙を勧めているわけでは無いです。

私は、自分の意志で禁煙したくて、禁煙外来に行きました。

同じように離脱症状で悩んでおられ方がいらっしゃれば、ご参考にしてください。

煙草だけが最大の息抜きという方もいらっしゃると思います。

個人的に、煙草を止めていい事が多かったです。

それでは、ごきげんよう。

GOOD DAY!!

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