そして〇〇になる(AKIRA Part2)
こんにちは。サンセットです。
今日も福山の「AKIRA」のボーナスCDを聞いています。
年末の紅白にも歌われた「家族になろうよ」を聞いていました。
学生時代に福山の歌をちょっとだけカラオケで歌ったくらいで、長い間たまにラジオで番組を聞くくらいでした。
特に、車の中でラジオを聞くことが多かったです。
さて、この「家族になろうよ」という歌ですが、映画の主題歌でしたね。
私はこの映画を見た頃はまだ30代でした。
あの頃は、自分に家族が出来る事が想像できない頃でした。
と書くと大袈裟ですが、当時は、努力する方向性を勘違いしていた頃でした。
あれから10年以上の歳月が経ち、私には家族が出来ました。
あの映画のストーリーを思い出すと、自分は本当の意味でパパになれるのか、今でも自信がありません。
ですが、パパになったのは事実です。
自分の子供が泣いている時、わがままを言ってる時などあります。
意外と何でもない時にふと、「自分に似ているかも」と確信に近い事を思う時があります。
あの映画では、格好よく描かれている父親像という物があったように記憶しています。
パパになった後の自分を振り返ると、そのままで父親です。
父親になって、初めて、これまでの自分の学生時代やサラリーマン生活でどのように扱われていたか、ようやく分かってきたと言えます。
今の職業では、使われてなんぼの世界ですが、学生時代は、かたくなにこの事実を認めたくありませんでした。
うまく人を使う、上手に人を使う、ひどい時は利用さえもする。
こんなマネージメントが自分に出来ればいいなーとずっと思っていました。
自分の中のイメージでは、こういった事が得意な人が優秀なマネージャだと思っています。
思わず話がそれました。
あの映画のストーリーの様な物語は私には用意されていません。
ですが、最近になって若い頃を振り返る事が出来まして、先輩の声が聞こえたような錯覚がしました。
「負けるな」
学校を卒業して、同じ学校の人間関係が全く使えず、勝手が違う社会人の世界で、いつの間にか、私はあきらめの感情が大きくなっていたのでしょう。
私は過去の投稿で偉そうな事を書いていますが、肝心の本人が弱気ではどうにもなりません。
あの頃を振り返り、自分の子供にこの言葉を言える日が来ればいいなーと思います。
「負けるな」
そして父になった自分が、今でも夢と思う時があります。
なぜ今、あの頃を思い出すのか、さっぱり見当がつきませんがようやく気持ちの整理がつき始めてきたのでしょうか。
ようやく先輩の最後の言葉が分かった気がした夜でした。
今まで先輩という存在を誤解していました。
「負けるな」
遅すぎたかもしれませんが、しっかりと胸に刻んでいきます。
それでは、ごきげんよう。