将来なりたい職業について

こんにちは。

今日は、私が経験してきた職業を決める件について書きたいと思います。

私は、高校生の頃に高級スポーツカーに憧れていました。

例えば、フェラーリやランボルギーニなどに代表される夢の車です。

あの頃は、バブル景気真っ只中でしたので、日本メーカー製のNSXなどが登場していました。

バブル景気とはいえ、こういったスーパーカーを手に入れるには、それなりの高収入の職業に就かないと買う事は出来ませんでした。

という事で、車を買いたいがために医者を志していました。

しかし、世の中は甘くなく、成績が思う様に上がりませんでした。

目標がはるか彼方でしたので、やる気まで無くなってしまいました。

私は、大学受験を考え直した時に、自分自身にこう問いました。「お前は本当に人の命を救う様なそんなすごい仕事をしたいのか」自分自身の答えは「ノー」でした。

私は、医者よりも理工系の職業に行きたいと、初めて気付きました。

自分が将来なりたい職業を考える時に、収入面だけでなく、その職業の本分というのでしょうか、まじめに考えてみる事をお勧めします。

例えば医者でしたら、人の命を救う、病気した人を助けたい、など医者の本当の役割を考えてみると、自分のしたい事が分かってくると思います。

私は、コンピュータゲームが好きでした。ありがちな子供でした。

情報系に行きたいと思いつつも、当時全盛期だった電子工学科に受かりました。

ですが、実際に大学に通い始めて、本当にやりたい事がある場合は、ずっと気になります。

私の通っていた学校は、情報コースも併設されていましたので、情報系に進んでソフト会社に就職しました。

某有名企業でしたが、自分の都合で辞めてしまう事になりました。

その頃のIT業界は、長時間残業が当たり前でしたので、就職に失敗したと思いました。

当時は30歳を過ぎていましたが、この時始めて、公認会計士や税理士などを目指しておけばよかったと、初めて後悔しました。

この時は、専門学校に通い直して、人生をやり直そうかと本気で考えました。

ですが、私には学校に通い直すパワーも無く、転職を繰り返す日々を送っていました。

時代が進んできますと、長時間残業はいつの間にか過去の話になりつつあります。

仮に、私がこれまで身に付けたスキルで、何かしらの結果を残した場合は、若い頃に医者など目指さなくて、やりたい事をやって良かったと本気で思えるでしょう。

今でも、電子系の職業に進んでいたらどうなっていたかと考えるだけで落ち込みます。

IT系の仕事に就いて、本気で良かったと思える日が来るまで何かしら頑張ろうと思います。

このサイトも、これまでの経験が生きています。

自分はこういう事なら出来そうとか、初めて結果が出て驚いています。

いい日が来るまで頑張ろうと思います。

それでは、ごきげんよう。