「結局、誰を獲って、来季どこが良くなるの?」――ドラフト直後のカープ情報って、断片的でモヤっとしがちです。
この記事では支配下7人+育成2人の指名を一気に整理し、補強ポイントとのつながりまで噛み砕いて解説します。 (NPB.jp 日本野球機構)

目次
1. まず結論:カープのドラフト2025を3行で
- 1-1 指名結果の全体像
- 1-1-1 支配下7+育成2を一気見
2. なぜ“即戦力寄り”になったのか
- 2-1 2025年の数字で見る補強ポイント
- 2-1-1 得点力と投手力、どこが課題だった?
3. 1位・平川蓮は何を変える?
- 3-1 選手像と起用イメージ
- 3-1-1 走攻守+スイッチの現実的な伸びしろ
4. 2位・齊藤汰直はローテに入れるか
- 4-1 即戦力としての見立て
- 4-1-1 “先発候補”になれる根拠と注意点
5. 中位で厚みを増した投手陣(工藤・赤木・髙木)
- 5-1 タイプ別の役割整理
- 5-1-1 ローテ/中継ぎの当てはめマップ
6. 内野補強の狙い(勝田・西川)
- 6-1 二遊間・世代交代の布石
- 6-1-1 “菊池の次”を見据えた厚みの作り方
7. 育成指名の見どころ(小林・岸本)
- 7-1 育成=ロマンだけじゃない
- 7-1-1 捕手と内野の底上げルート
8. 2026年に向けたチェックリスト
- 8-1 キャンプ〜開幕で見るべきこと
- 8-1-1 ファンが追うべき5つの観察項目
1. まず結論:カープのドラフト2025を3行で
1-1 指名結果の全体像
1-1-1 支配下7+育成2を一気見
2025年のプロ野球ドラフト会議は、2025年10月23日(木)16:50開始予定で行われました。 (NPB.jp 日本野球機構)
ドラフトは簡単に言うと、「これからプロになる選手を、球団が順番に指名する日」です。
カープが指名したのは、支配下7人+育成2人=合計9人です。 (NPB.jp 日本野球機構)
ここで大事なのは、支配下と育成のちがいです。
- 支配下:普通に一軍の試合に出られる契約(すぐ戦力になりやすい)
- 育成:まず二軍で力をつけて、後で支配下を目指す契約(伸びしろ枠)
カープの指名は、NPB公式の「選択選手一覧」で次の通りです。 (NPB.jp 日本野球機構)
▼支配下(新人選手選択会議) (NPB.jp 日本野球機構)
- 1位:平川 蓮(外野手/仙台大)
- 2位:齊藤 汰直(投手/亜細亜大)
- 3位:勝田 成(内野手/近畿大)
- 4位:工藤 泰己(投手/北海学園大)
- 5位:赤木 晴哉(投手/佛教大)
- 6位:西川 篤夢(内野手/神村学園伊賀高)
- 7位:髙木 快大(投手/中京大)
▼育成(育成選手選択会議) (NPB.jp 日本野球機構)
- 育成1位:小林 結太(捕手/城西大)
- 育成2位:岸本 大希(内野手/徳島インディゴソックス)
このリストを見て、まず分かる事があります。
それは 「投手が多い(支配下7人のうち投手4人)」、そして **「野手も外野と内野をバランスよく取っている」**という事です。 (NPB.jp 日本野球機構)
2. なぜ“即戦力寄り”になったのか
2-1 2025年の数字で見る補強ポイント
2-1-1 得点力と投手力、どこが課題だった?
ドラフトの考え方は、大体「去年のチームの弱い所を直す」です。
2025年のカープは、セ・リーグで 59勝79敗5分、勝率.428 でした。 (NPB.jp 日本野球機構)
上位に行くには、足りない所をはっきり直す必要がありました。
まず打つ方(攻撃)です。
NPBのチーム打撃成績を見ると、カープは 得点441、本塁打71。 (NPB.jp 日本野球機構)
勿論野球はホームランだけじゃないけど、点が足りないと勝てません。
だから、**点を取る力(強い打球・走塁・出塁)**を上げたい、という考えになりやすいです。
次に投げる方(守り)です。
NPBのチーム投手成績を見ると、カープは 防御率3.20、失点497。 (NPB.jp 日本野球機構)
点を取れない試合が多いと、投手にかかるプレッシャーも大きくなります。
なので、投手の層(人数)を増やすのはかなり大事です。
ここで、今年の指名の大きな特徴が出ます。
DAZNのドラフト名鑑では、カープは 支配下7人中6人が大卒選手で、即戦力重視だった、とまとめています。 (DAZN)
大卒が多いのは、「早く一軍で使える可能性が高い」と考えたからです。
さらにドラフト当日は、カープは1位で立石正広(創価大)を最初に指名し、抽選で外れた後に平川蓮へ行った流れが書かれています。 (DAZN)
つまりカープは、最初から「野手の中心になれる選手」を強く取りにいっていた、という事です。
3. 1位・平川蓮は何を変える?
3-1 選手像と起用イメージ
3-1-1 走攻守+スイッチの現実的な伸びしろ
1位の平川蓮は、カープの指名の中で一番注目される選手です。
球団の入団発表では、平川は 外野手で、右投げ・両打ち(スイッチヒッター)、187cm・93kgと紹介されています。 (carp.co.jp)
「両打ち」は、右投手なら左打席、左投手なら右打席に立てる打ち方です。相手投手に合わせて有利になりやすいです。
DAZNの紹介では、大学での成績もかなり強いです。
4年秋に 打率.378、4本塁打、22打点、13盗塁で活躍し、大学日本代表でも打った、と書かれています。 (DAZN)
ここから分かるのは、平川が「長打(ホームラン)も」「足(盗塁)も」あるタイプだという事です。
じゃあプロで何が期待されるの?を、分かりやすく言うとこうです。
- チャンスを作る(出塁):四球を選べると強い
- 足でプレッシャーをかける(盗塁・進塁):点が入りやすくなる
- 外野の守備で失点を減らす:守り勝つ試合が増える
カープは2025年、得点が441で多い方ではありませんでした。 (NPB.jp 日本野球機構)
だから平川には、いきなり「ホームラン王」みたいな役より、まずは
「1番〜3番で塁に出る」「走って相手をあせらせる」「守備で助ける」
こういう形でチームを変える期待があります。
球団の入団会見でも、平川は「1年目から頑張る」と話していて、本人も早く一軍で勝負したい気持ちが見えます。 (carp.co.jp)
4. 2位・齊藤汰直はローテに入れるか
4-1 即戦力としての見立て
4-1-1 “先発候補”になれる根拠と注意点
2位の齊藤汰直は、投手の中でも「早く一軍で投げられそう」と言われるタイプです。
球団発表では 183cm・90kgの右投げ右打ち。 (carp.co.jp)
DAZNでは、齊藤は 150キロを超えるストレートを投げ、スプリットを決め球にできる、と書かれています。 (DAZN)
スプリットは、バッターの手前で落ちる球で、三振が取りやすい球です。
さらに、大学日本代表に選ばれて投げた経験もあり、強い相手と戦った事がある投手だと分かります。 (DAZN)
だから「早い段階で先発ローテ入りが期待される」とも書かれています。 (DAZN)
ただし、プロで先発になるには注意点もあります。
プロの打者は、球が速いだけでは打ち取れません。大事なのは次の3つです。
- ストライクが取れるか(四球が増えると苦しくなる)
- 変化球が安定するか(毎回同じ場所に投げられるか)
- 長いイニングを投げられる体力があるか(先発は疲れる)
カープは2025年に失点497で、防御率も3.20でした。 (NPB.jp 日本野球機構)
齊藤がローテで回れると、失点を減らしやすくなります。
結論としては、齊藤は「先発候補になれる材料が揃っている」。でも、春からの内容(ストライク・体力)がとても大事、という感じです。
5. 中位で厚みを増した投手陣(工藤・赤木・髙木)
5-1 タイプ別の役割整理
5-1-1 ローテ/中継ぎの当てはめマップ
カープは、2位の齊藤だけでなく、4位・5位・7位でも投手を取りました。 (NPB.jp 日本野球機構)
これは分かりやすく言うと、**「投手が足りなくならないように」**です。シーズンは長いので、ケガや不調が必ず起きます。
ここでは3人の特徴を、難しい言い方無しで整理します。
工藤泰己(4位)
DAZNによると工藤は、最速150キロ後半のストレートがあり、スライダーやフォークなど色々な球を投げる一方、コントロールに課題があると書かれています。 (DAZN)
なので最初は、
- 中継ぎで短い回を全力
- まずはストライクを安定させる
この方向が合いやすいです。
赤木晴哉(5位)
赤木は 191cmの長身で、150キロ超のストレートを投げ下ろす、と書かれています。 (DAZN)
背が高い投手は、角度がある球になるので打ちづらい事があります。
先発でも中継ぎでも可能性がありますが、まずは「自分の強みの球」をしっかり作れるかが大事です。
髙木快大(7位)
髙木は大学で 完全試合を達成した実績があり、その後に肘の手術を経験した、と書かれています。
武器は150キロ超のストレートとスプリットです。 (DAZN)
ここは焦らせず、体の状態を見ながら育てたい枠です。
ざっくり「役割マップ」(ファン向け)
カープの投手成績は、2025年は防御率3.20で失点497。 (NPB.jp 日本野球機構)
投手が1枚でも戦力になるだけで、勝てる試合が増えます。だから「投手を厚く取った」のは、かなり真っ直ぐな補強です。
6. 内野補強の狙い(勝田・西川)
6-1 二遊間・世代交代の布石
6-1-1 “菊池の次”を見据えた厚みの作り方
内野は、試合に出る人が固定されやすいけど、実は凄く消耗します。
守備の動きも多いし、ケガも起きやすい。
だから「内野の人数を増やす」のはチーム作りの基本です。
勝田成(3位)
勝田はDAZNで、近畿大で 通算6度ベストナイン(二塁手)、守備が堅実で足もある「俊足巧打型」と紹介されています。 (DAZN)
こういう選手は、派手じゃなくても強いです。
なぜなら、
- 守備が安定すると失点が減る
- 足があると1点を取りやすい
- 代走・守備固めからでも使える
からです。
球団の入団会見でも勝田は、守備力と走塁、いやらしい(しぶとい)バッティングを見て欲しい、と話しています。 (carp.co.jp)
「毎日ヒットを量産」より、まずは「守備と走塁で確実に助ける」タイプとして入りやすいと思います。
西川篤夢(6位)
西川は高卒内野手です。DAZNでは、高校でショートで出場しつつ、投手としても投げた事がある(二刀流経験)けど、内野手として指名されたと書かれています。 (DAZN)
高卒は、すぐ一軍で活躍するより、まず体を作って技を増やす時間が必要です。
西川に期待したいのは、
- ショート(または二塁)で守れるようになる
- 打つ形をプロ用に直す
- 足があるなら走塁も武器にする
この3つです。
勝田が「今の戦力になりやすい枠」、西川が「将来の大きな伸びしろ枠」。
内野はこの2つを同時に入れたのがポイントです。 (NPB.jp 日本野球機構)
7. 育成指名の見どころ(小林・岸本)
7-1 育成=ロマンだけじゃない
7-1-1 捕手と内野の底上げルート
育成指名は、「当たれば大きい」だけじゃありません。
チームの将来を考えると、捕手と内野は人数が必要です。
カープは育成で、捕手と内野手を1人ずつ取りました。 (NPB.jp 日本野球機構)
小林結太(育成1位/捕手)
DAZNでは小林は、打撃に優れた左打ちの捕手で、主軸を任された、と紹介されています。 (DAZN)
捕手は、守備(キャッチング、送球、配球)が出来るだけで価値があります。
そこに打撃がつくと一気に上に上がれます。
まずは「守れる捕手」になれるかがカギです。
岸本大希(育成2位/内野手)
岸本は独立リーグの徳島インディゴソックスからの指名です。 (NPB.jp 日本野球機構)
DAZNでは岸本は「スピードスター」とされ、2025年に 69試合で打率.302、41盗塁、5本塁打と大きく伸びた、と書かれています。 (DAZN)
育成でこういう足の速い選手がいると、代走や守備固めで一軍に入る道が見えてきます。
また、カープ公式では背番号も発表されています。
小林は 124番、岸本は 125番で、育成としてスタートすることが分かります。 (carp.co.jp)
8. 2026年に向けたチェックリスト
8-1 キャンプ〜開幕で見るべきこと
8-1-1 ファンが追うべき5つの観察項目
ドラフトは「指名した瞬間」に当たり外れを決めるより、春〜夏の伸び方を見る方が正しいです。
最後に、ファンが分かりやすく追えるポイントを5つにまとめます。
- 平川がどの外野を守るか(レギュラー争いに入れるか) (carp.co.jp)
- 齊藤が先発で投げる回数が増えるか(ローテ入りのサイン) (DAZN)
- 工藤が「短い回」で強みを出せるか(中継ぎで使えるか) (DAZN)
- 勝田が一軍ベンチに入れるか(守備・走塁で使えるか) (carp.co.jp)
- 育成の2人が二軍で結果を出すか(支配下が見えるか) (DAZN)
カープは2025年、得点441・本塁打71、そして防御率3.20・失点497でした。 (NPB.jp 日本野球機構)
だから2026年は、点を増やすことと失点を減らすことの両方が大事です。
今回のドラフト9人が、そこにどれだけ効いてくるか。ここを見ると、ドラフトがもっと面白くなります。
まとめ
2025年10月23日のドラフトで、カープは**支配下7人+育成2人(合計9人)**を指名しました。
支配下は「すぐ一軍の試合に出られる契約」、育成は「まず二軍で力をつけて支配下を目指す契約」です。 (カープ)
指名された選手は、支配下が平川蓮(外野)/齊藤汰直(投手)/勝田成(内野)/工藤泰己(投手)/赤木晴哉(投手)/西川篤夢(内野)/髙木快大(投手)。
育成が**小林結太(捕手)/岸本大希(内野)**です。
投手が4人いて、チームの「投げる力」を厚くした事が分かります。 (NPB.jp 日本野球機構)
なぜこうなったかは、2025年の成績を見ると分かりやすいです。
カープは59勝79敗5分(勝率.428)で、点を取る力も投手力も、もう一段上げたい状況でした。 (NPB.jp 日本野球機構)
打つ方は、セ・リーグで得点441、本塁打71。
点が増えないと勝ちにくいので、打線の中心になれる選手が欲しくなります。 (NPB.jp 日本野球機構)
投げる方は、防御率3.20、失点497。
シーズンは長いので、投手が足りなくならないように人数を増やすのは大事です。 (NPB.jp 日本野球機構)
ドラフト当日の動きも、カープの考えが出ています。
カープは最初、創価大の立石正広を指名しましたが抽選で外れ、その後に平川蓮を指名して、こちらは日本ハムとの競合抽選に勝ちました。
つまり「野手を強く取りたい」気持ちがあった、という事です。 (nikkansports.com)
このドラフトが「成功だったか」は、すぐには決まりません。だから2026年は、次の5つだけ見ればOKです。
1)平川が外野のどこを守り、どれくらい出番があるか
2)齊藤が「先発を順番に回す組(ローテ)」に入れるか
3)工藤・赤木・髙木のうち、誰が一軍で投げられる形になるか
4)勝田が守備や走塁で一軍のベンチに入れるか
5)育成の小林と岸本が二軍で結果を出し、支配下に近づけるか (NPB.jp 日本野球機構)
まとめると、カープのドラフト2025は「点を増やしたい(野手)」と「失点を減らしたい(投手を厚く)」の両方を狙った指名でした。
2026年に、9人のうち何人が一軍で役に立つか。
そこが一番の見所です。 (NPB.jp 日本野球機構)
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